今日は、『甘城ブリリアントパーク』をご紹介いたします。多少ネタバレですが、ご容赦願います。
dアニメストア「甘城ブリリアントパーク」紹介画像より
最初にこの作品を見たときに、思い出したのが2009年に閉園した「多摩テック」です。
このアニメの舞台となる、「東京郊外の甘城市にあるテーマパーク形式のさびれた遊園地」という設定で、思わず「多摩テック」を思い出したのかもしれません。子供の頃、何回か行ったと思います。
多摩テック<森の中のゆうえんち モートピア/天然温泉クア・ガーデン> (tamatech.jp)
ゴーカートや軟球を大砲に入れてポンポン打ち出すコーナーに夢中になった覚えがあります。子供心に、多摩テックの魅力として、頭の片隅に残っていたのかもしれません。
このアニメ、一見単純な遊園地を舞台にしたドタバタ、コメディのように見えますが、意外と奥が深い、味わいあるアニメに仕上がっています。さすが京アニです。
また、ストーリーも良く練れています。実はこのアニメの舞台になっている遊園地:甘城ブリリアントパークとは、魔法の国の住人が、自分たちが生きていくうえで必要な「アニムス」を集めるための施設という設定です。
アニムスとは、来場した人々の「楽しい」、あるいは「喜びの感情」などから生じる精神エネルギーのようなものです。
多くの「アニムス」を集めるためには、訪れたゲスト(お客さま)を満足させ、心から楽しませることが重要になります。
でも、残念ながら甘城ブリリアントパークでは、経営不振により来場者は減る一方、アニムスも集められなくなりつつあり、存続の危機にさらされていたのです。
パーク運営の現状が厳しい中、王女ラティファ(パーク支配人)の命により、支配人代行の「千斗いすずが(せんといすず)」が、元子役俳優の「可児江 西也(かにえ せいや)」を強引にスカウトするところから物語は始まります。
dアニメストア第1話紹介画像より
パーク側は、パークの廃止・乗っ取りを狙う「甘城企画」に8月末までに50万人の入場者を呼べないと、経営権を明け渡すことになっており、絶体絶命のピンチの状態だったのです。
dアニメストア第10話紹介画像より
就任した可児江は、様々な対策を打ち出して、入場者の増員を目指します。最初のうちは、スタッフの反感も買う場面がありましたが、次第に打ち解けあうことも出来、運命の最終日を迎えることになります。
その間、いろいろな問題や事件も起きますが、彼はなんとか問題をクリアしていきます。ただし、ラティファにはある大きな問題があり、その影響で体調を崩す場面もあります。
dアニメストア第10話紹介画像より
このアニメのクライマックスは、運命の50万人の必達目標締め切りの最終日です。
可児江が打ち出した、秘策は功を奏すのか?パークの再建は軌道に乗るのか?見どころは結構あると思います。
⇧「甘城ブリリアントパーク公式ホームページ」より
この作品は現在dアニメで見ることができます。1クール13話の作品ですから半日(数時間)で見ることができます。
なかなか外出ができない現在、皆さんも可児江くんと一緒にパークの再建の現場に立ち会ってみてはいかがでしょうか?
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⇧「甘城ブリリアントパーク公式ホームページ」より