今日は、『赤毛のアン』をご紹介いたします。ルーシー・モード・モンゴメリ原作の『赤毛のアン』を日本アニメーションが手掛けた作品になります。
dアニメストア『赤毛のアン』冒頭紹介画像
脚本は高畑 勲、神山征二郎他で、場面設定を宮崎駿、櫻井美知代が担当。キャラクターデザイン、作画監督に近藤喜文。美術監督:井岡雅宏、監督(演出)が高畑勲になっています。夢のようなスタッフが総出演と言った感じです。
以前、レーザーディスクを集めていた時に、ボックス仕様のディスクセットのなかに、少し厚めの解説冊子が、美しいイラストや写真とともに、収納されたいた記憶があります。
レーザディスクは、二束三文で売ってしまった気がしますが、冊子だけでも、取っておけばよかったと後悔しています。
dアニメストア『赤毛のアン』第1話紹介画像
さて、物語に戻りたいと思います。
最初は孤児院へアンを戻そうと思っていたマリラも、アンの身の上話を聞いて引き取ることに決めます。
dアニメストア『赤毛のアン』第4話紹介画像
カスバート家のマシュウ、マリラとの生活、心の友ダイアナとの出会いと学校生活は孤児院での暮らしとは大きく異なります。
アンにとってはいろいろなことが起きますが、総じてとっても楽しい毎日ではないかと思います。
dアニメストア『赤毛のアン』第13話紹介画像
そしてマシュウ、マリラにとっても、アンは欠くことのできない家族の一員になっていくのでした。
前半部分のお話で重要かつ印象に残っている部分としては、
●アンが「自分が女の子だから、必要ない」と知った時の悲しみ
dアニメストア『赤毛のアン』第2話紹介画像
●カスバート家に置いてもらうことになった時の喜ぶさま
dアニメストア『赤毛のアン』第3話紹介画像
●クラスの男の子、ギルバートとに赤い髪をなじられ大喧嘩すること
dアニメストア『赤毛のアン』第14話紹介画像
などがポイントだと思います。
dアニメストア『赤毛のアン』第37話紹介画像
後半のお話は、アンが十五歳の春を迎えていたところからはじまります。すっかり成長し、落ち着いていて、内に聡明さを、外見も清楚な美しさを兼ね備えた女性になっていました。
クイーン学院の入試のお話や、その後の大学進学や奨学金のこと。マシュウの持病の心臓病の問題などと直面します。
dアニメストア『赤毛のアン』第41話紹介画像
そして、後半のクライマックスである突然のマシューとの別れ。カスバート家には様々な事が起こります。メインバンクの倒産で財産やマシュウも失い、気力も体力も衰えたマリラ。
dアニメストア『赤毛のアン』第48話紹介画像
dアニメストア『赤毛のアン』第49話紹介画像
アンは奨学金を辞退し、大学の進学をあきらめマリラと一緒に暮らすために、小学校の先生になること決意します。
しかし、地元の教職の仕事はすでに子供の頃に仲の悪かったギルバートに内定しているのでした。
そんな中、ギルバートはそんなアンの気持ちを知り、アヴォンリー小学校の教員職を辞退して、アンに譲ってくれるのです。
ギルバートに深い感謝の気持ちを持つとともに、彼へのイメージも大きく変わっていくのでした。
dアニメストア『赤毛のアン』第50話紹介画像
そして、平穏な毎日に感謝しながら物語は静かに終わります。「神は天にいまし、すべて世は事もなし」(ロバート・ブラウニング:詩人の詩の一節)
現在このアニメは、dアニメストアで全話視聴できます。この機会に、是非ともdアニメストアの会員になることをおススメいたします。
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