今日は、『海賊王女』をご紹介いたします。久しぶりに1クール(全12話)の作品の中では、まとまりのある優れた作品を見ることが出来たと思います。まずは、2分足らずのPVをご覧ください。
ストーリーは、主人公のフェナが日本の秘宝を含めて、世界中のあらゆる宝が集めれている場所を探し、フェナにしかできない役割を果たす物語です。作画も脚本もバッチリのとても面白く仕上がった作品だと思います。
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
フェナは流れついた快楽街のような島で、美しく成長します。娼館のような場所で養われていたのか、ある日貞操の危機が訪れます。
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
その時、雪丸をはじめとするコブリンの剣士(軍勢)に助けられます。コブリンの島で、フランツの旧友である幸久と出会い、父の残した石の謎を解くよう告げられ、その石の謎を解くための旅が始まります。
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
その後、アベルという謎の金髪の貴公子にフェナは追われます。そして、ついに彼に雇われた海賊によって捕らえられてしまうのです。
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
アベルから、フェナの母の話を聞き、雪丸たちの事も聞かされます。フェナの母への憧憬がアベルの心の支えになっているようでした。
次第に物語は大きく動き始め、石の謎は解けて、目的の場所が判ります。アベルも追跡して、目的の場所で運命的に遭遇するのです。
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
アベルの思いが描かれるシーンは圧巻です。
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
また、少しずつ惹かれあっていた雪丸とフェナの関係の進展も大きな見どころの一つです?
そして、フェナの父が残した役割の意味が分かるときに、フェナには究極の選択が与えられます。
目的の地には、ノアの箱舟が化石になって残っています。旧約聖書の記述のように自分だけが生き残るのか?
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
自分の大切なものを失っても、多くの人の幸せを選ぶのか?過去のフェナ同様の選択をしいられた女性たちの思いも去来します。
旧約聖書では、最初の審判でゼロクリア(ノアの箱舟で生き残ったノアや動物たりを除き)された世界が今日の2度目の世界、という設定のようです。
フェナもノアと同じ境遇に直面しているのかもしれません。彼女の選択次第で世界が大きく変わるのです。あとは、作品をじっくりご覧いただければと思います。
オリジナルアニメ『海賊王女』公式サイトSTORYより
今日はクリスマス。クリスマス本来の意味(意義)は、キリストの誕生を祝う、とても神聖な行事です。
私は、キリスト教徒ではありませんが、クリスマスの日は本来家族や大切な人達と感謝しながら、キリスト誕生をお祝いをするのだと思います。
単に、ケーキやチキンを食べて、お正月の前の一過性のイベントとして捉える多くの日本人には、わからないかもしれません。
最近の世界のように一部のお金持ちが富を独占し、表面上の楽しみや、利己的な欲求のみが増幅すると、このアニメのように、最後の審判が来て、私たちはフェナのような女性の判断に、運命がゆだねられることになるかもしれません。
そのようなことを考えされらる、見どころのたくさんある、おすすめしたいアニメだと思います。
公式ホームページには、より詳しいストリーの流れなども書かれていますが、一度作品を先にご覧になられてから見ても良いかなと思ったりもします。
オリジナルアニメーション『海賊王女』公式サイト (fena-pirate-princess.com)