アニメブログ おすすめしたいアニメはたくさんあるよ! 

鬼滅の刃以外にも面白い、見ごたえのあるアニメはたくさんあります!ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。

おすすめしたいアニメはたくさんあるよ! その92「であいもん」(3話までネタバレ)☆☆☆☆☆

【個人の見解】

  • 親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆☆
  • 暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆
  • 性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
  • 娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆
  • 満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
  • 学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆
  • 総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆

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今日は『であいもん』をご紹介いたします。春の新アニメで、すでに3話まで放送されています。

3話まで見て穏やかな優しさあふれるストーリー展開と世界観にすっかり虜になってしまいました。

dアニメストア『であいもん』冒頭シリーズ紹介画像

 

とても素敵なアニメですので、見逃している方は、この記事を読まずに、初月無料(翌月より440円)のdアニメストアの会員になり、追いかけてご覧いただければと思います。

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夢を追って上京。栗(クリ)の被り物を付けたバンドを10年くらいしていましたが、まったく売れず、バンドメンバーも離反。

父の入院を知らされ実家の和菓子屋を継ぐことを決めた男、納野和(いりの なごむ)が主人公です。

しかし、実家の店には彼の実の父親から、『跡継ぎ候補』として大事にされている10歳の少女、雪平一果(ゆきひら いつか)が、納野家にいつの間にか居候をしながら働いていたのです。

一果は、一果の父が知り合いのつてを頼って納野家に来たのですが、一果の父は彼女を置いてすぐに、いなくなってしまったのです。

彼はバンドをしていて、全国を渡り歩いているようで、一果を連れていけなかったのだと思います。

 

納野家では一果を引き取り、和(なごむ)は一果の親代わりを任されますが、一度は跡継ぎを断わり、上京してバンドをするなど、好き勝手なことをしていた和を、一果は冷たい目で見て距離を置いていました。

dアニメストア『であいもん』第1話紹介画像


第1話を見ると、
和と一果の出会いは、和が実家に戻った日に遡ります。一果は京都駅前で、和を行方不明の父親と勘違いしてしまうのです。

父親と見間違えたその和が、一果がお世話になっている和菓子屋「緑松(りょくしょう)」の「息子」だと知って、一果はとてもびっくりするのでした。

そんな折、実家の和菓子屋「緑松」で、一緒に働くことになった和と一果に、ちょっとした事件が起きるのです。

店でタバコを吸った2人組の若者を、一果が注意したところ、仕返しとして大量の偽注文を一果にしたのです。

お店の人たちは、注文を取った一果を褒めてくれますが、いつまでも立っても注文主は品物を取りに来てくれません。

電話も使い捨て携帯からの注文だということが分かり、大量の品物が行き場が無くなり、食品ロス(無駄・廃棄)のピンチになります。

責任を感じた一果は、1人で駅前で100個の品物(饅頭)を売ろうとしますが、子供の物売りはマッチ売りの少女のように、誰からも相手にされません。

そこに売れないバンド時代の被り物をした和が来て、面白おかしくギターの弾き語りをして、饅頭を全部売ってくれたのでした。

dアニメストア『であいもん』第2話紹介画像

 

第2話でも、和の優しさが光るお話だと思います。
「緑松」で働く女子高校生、堀河美弦(ほりかわ みつる)は音楽好きの少女で、自分の作曲した曲をネットにアップして、共感してくれる人がいることを心の支えにしていました。

美弦は「緑松」でのアルバイトを家計(子供がたくさんいる家庭で、両親は共働きで生活が大変なため)に足しにしてももらおうと、一所懸命働いています。

両親は、懸命に2人で働き、まじめな美弦に幸せな結婚をして欲しいと願っていることを知り、音楽をしてることに申し訳ない気持ちになってしまいます。

音楽のことは、家族を含めて周囲には内緒にしていたのです。

でも、ひょんなことから彼女が「緑松」で働いていることがばれて、ネットでも話題になり、お店にも電話がかかってきます。

自分の音楽活動が原因で、お店に迷惑をかけたことに美弦はショックを受け、お店も音楽も辞めようとします。

 

ここで、彼女の話を聞いた和は、美弦の自宅に行き、母親を説得します

結果的には、家族にも受け入れられ、これからも彼女の『音楽をやりたい』という気持ちは報われる形になります。

dアニメストア『であいもん』第3話紹介画像

 

私が3話見た中で一番好きなお話が第3話です。

祇園祭の宵山の日の朝、登校途中にバスに乗り込む父親らしき人物を見かけた一果は、後を追ってバスに乗ってしまいます。

父親らしき人物の様子を伺うも、不覚にも寝入ってしまい見失ってしまいます。着いた場所はバスの終点の大原三千院。

途方に暮れて困っていると、そこで一果は、和の元カノ、松風 佳乃子(まつかぜ かのこ)と出会います。

 

ここで、和と佳乃子の関係を述べますと、二人は元恋人同士で、一緒に暮らしていたようですが、バンドを止めて和菓子屋を継ぐと言った和に『私は洋菓子がすきなの』と言って、佳乃子は出て行ってしまいます。

彼女は別れたつもりはなかったのか、一時的に出ていっただけなのか、彼女自身は和に振られたと思っているようです。

また、彼女は、和の面倒を見るのが好きなようで、三千院にいた一果を学校に送った後、実家のお店「緑松(りょくしょう)」でばたばたしている和を助けてしまいます。

 

会社をすでに辞めて求人活動していた彼女は、和のいる「緑松」(の近く?)のお茶の販売店で働くことになるのです。

 

3話のイチオシ場面としては、一果と佳乃子は和(なごむ)の機転の利いたはからいで、『約束』だった祇園祭の宵山を見ることが出来たのです。

 

祇園祭の宵山に行く約束~
一果にとっては、行方不明の父親との約束です。佳乃子にとっては、分かれる前の、和との約束です。
二人の女性にとっては、満たされた気持ちの中での祇園祭ではなかったかもしれませんが、和のはからいは少しは心に浸みたものになったと思います。

たった3話見ただけですが、主人公の納野和(いりの なごむ)の各話に出て来る女性たち、雪平一果(ゆきひら いつか)、堀河美弦(ほりかわ みつる)、松風 佳乃子(まつかぜ かのこ)への優しがとても素敵に感じられました。

特に元恋人の佳乃子が、『私は洋菓子がすきなの』と言って出ていったくだりは、彼女に一言謝罪のメモを残して、未練がましくなく、去っていったところが、個人的には好きなところです。

私の私見ですが、パートナー(男性)を選ぶ権利は女性の方に多くあり、愛想をつかされた場合は、きっぱり諦めるのが理にかなっている気がするのです。


その辺は、人によって感じ方は違うかもしれませんが、和(なごむ)の優しさなのではないかと思います。

3人の女性がこれから和との関係や距離感をどうしていくのか、気になるところですが、このアニメの穏やかな優しさあふれるストーリー展開と世界観にすっかり虜になってしまい、dアニメストアで何回も1~3話を繰り返し見ています。

今回は結構ネタバレを多く書きましたが、それでもなお、くり返し見ていただける秀作だと思ったからです。

ここまでのストーリーで気持ちが通じるものがあれば、是非とも初話からご覧いただければと思います。

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