【個人の見解】
親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日は、『 ボールルームへようこそ』（全24話）をご紹介いたします。
ボールルームとは、舞踏室という意味で、この作品では、『社交（競技）ダンスへようこそ』といった意味になります。
ｄアニメストア『ボールルームへようこそ』シリーズ冒頭紹介画像
現在、このアニメはｄアニメストアストアで全話視聴することができます。
しっかりしたストーリーの作品ですので、この機会に是非ともｄアニメストアの会員になって、ゆっくりご覧いただくことをおススメいたします。
多少ネタバレになりますが、大体のストーリーの流れをかいつまんで、ご説明いたします。
主人公の中学生3年生、富士田多々良は、将来の目標もない中で、漫然と過ごしていましたが、ある日カツアゲされているところを、プロダンサーの仙石 要に助けられます。
ｄアニメストア『ボールルームへようこそ』第1話紹介画像
この仙石 要との出会いが、多々良が社交ダンスと出会うきっかけになるのです。
ｄアニメストア『ボールルームへようこそ』第12話紹介画像
多々良は、何か一つでも、好きだと言えるものがあれば、自分を変えるきっかけになると考えていたので、ある意味ダンスとの出会いは運命的なものたのだったと思います。
この後、多々良はダンスに吸い込まれるように「夢中」になっていくのでした。
なお、話は変わりますが、私の過去の経験で（営業をしていた時分）、お客様で社交ダンスをされていた方がいらっしゃいました。
ダンスの話になると目が輝き、『ダンス中は夢中になれるところが、すごく充実した時間を過ごせる』と言われていたことを思い出しました。
一方、お年を召された方でしたので『体力的にはかなりしんどい面もある』とも言われていて、お会いするたびに引退したい、といいながら続けられているのは、ダンスの魅力から離れならないからだと思います。
ｄアニメストア『ボールルームへようこそ』第7話紹介画像
さて、仙石と出会った多々良は、同級生で同じクラスの花岡雫が、仙石の教室でダンスを学んでいること。
また、プロダンサーを目指していることを知ります。クラスの中でも、抜群に目立っている存在と思えた彼女ですが、社交ダンスをしていたのです。
彼女がひときわ美しく見えたのは、容姿にもさることながら、立ち振る舞いの姿勢がとても綺麗だったからではないでしょうか。
多々良は仙石から最初に指摘されたことの１つに、姿勢があります。基本的な事のようにも思えますが、姿勢がきちんとしている人は、魅力的に見えると思います。
さて仙石のスタジオで、スタッフの環に渡されたビデオを見て、多々良社交ダンスのすごさに強い衝撃を受けます。そして、気が付けば仙石に『ダンスを教えて欲しい』と懇願するのでした。
ｄアニメストア『ボールルームへようこそ』第2話紹介画像
その後多々良は、雫のパートナー（リーダー）である兵藤清春のダンスを目の当たりにして、衝撃を受けます。そして益々ダンスの世界にさらに深くのめり込んでいくのでした。
物語の進行に合わせて、多々良は様々な人々と出会い、数々のイベントにも参加することにより、人間的にもダンスの技術的にも、成長していきます。
ダンスで組むパートとのやり取りも、いろいろなことが起きて、試行錯誤、新たな発見なども垣間見れ、見ていて飽きないものがあります。
ある意味、このアニメの一つの見どころだと思います。
また、多々良がすごいスピードで、ダンスが上手くなる半面、限界も如実に描かれていて、競技ダンスのレベルの高さ、壁の厚さなども感じられるところも良いと思います。
ｄアニメストア『ボールルームへようこそ』第21話紹介画像
あと、若い男女の肉体の美しさ、躍動美の表現は、見ていてとても見とれるくらい感動的なものがあります。
このアニメでは、若い男女の肉体の躍動美が、すぐれたアニメ製作スタッフの高い技量によって、完璧に表現されている所も、また一つの見どころだと思います。
ｄアニメストア『ボールルームへようこそ』第24話紹介画像
また、何よりも、主人公の多々良の人を思いやる気持ちや、ダンスへの情熱は見ていても、どんどん迫力が迫ってくる感じがします。
普段のおとなしい多々良の姿から想像できないほど、熱い闘志を燃え上がらせる姿は、見ていて圧巻です。
ｄアニメストア『ボールルームへようこそ』第11話紹介画像
私は、このアニメを見るまでは社交ダンスが具体的にどのようなものなのか、皆目見当がつきませんでした。
どのようなジャンルがあるのか、基本的なステップなど、見てみて、初めて理解しました。（そういうものかと思いました）
ｄアニメストア『ボールルームへようこそ』第21話紹介画像
そいう意味では、きわめて新鮮な体験でした。
膝や腰が悪い私には、『ヒカルの碁』をみて囲碁を始めたようなことはできませんが、体力的に自信がある方には是非とも、おすすめしたいスポーツではないかと感じています。
アニメは、見ていると映像や音楽で分かりやすく作品を見せてくますので、小説などの文書で読むのとは違ったインパクトを感じ取ることができます。それだけ影響力がある媒体だと思います。
それだからこそ、すぐに登場人物が死んでしまったり、見終えた後に残念な気持ちになるような作品は、敬遠したいのです。
それがこのアニメブログを始めた理由ですが、取り上げた100の作品は私の好みや主観で取り上げています。
私の至らない点で、十分に作品を理解せず、不十分な点など多々あると思います。その辺は平にご容赦のほどお願いいたします。
また、まだまだ取り上げるべき作品、未知の作品はたくさんあると思いますが、私が出会った作品のなかから、ご紹介したのは、ほんの少しの作品なのだと思います。
今回から、書き直しなど、過去の記事に手を加えていきますので、よろしけらば「これはと思う作品」があれば、ご一瞥いただけると、とても嬉しく感じます。
これからもよろしくお願いいたします。
