【個人の見解】
親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
娯楽性(ワクワク度)・・・☆☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日は「十二国記」をご紹介します。
一見すると古代中国の歴史もののように見えますが、全くの別世界の物語です。
dアニメストア『十二国記』第二十五話「風の万里 黎明の空」 三章より
この作品は、原作が小野不由美の小説をアニメーション化したもので、アニメ自体は途中で終わったような形になってしまっていますが、それぞれの話がある意味独立した仕立てになっていまので、十分楽しめる内容になっていると思います。
dアニメストア『十二国記』第三十九話「風の万里 黎明の空」終章より
なかでも、「風の万里黎明の空」が最高に面白いです。この物語の最大のヤマ場が描かれています。
この十二国記自体、主人公の女子高校生が運命を受け入れ、十二国ある中の、慶国の国王として生きていく物語から始まりますが、この章は、彼女が大活躍します。
この世界では人間は木の実から誕生し、国の王になる人物は麒麟が決める習わしになっています。
dアニメストア『十二国記』第一話「月の影 影の海」 一章より
大河ドラマの「麒麟が来る」の話の由来は、恐らくこのアニメで描かれているような故事に由来しているのかもしれません。
NHKのドラマでは、戦乱の世が終わり平和な世界が訪れたときに麒麟が来るような仕立てになっていますが、この物語は麒麟がインスピレーションを感じて、王を選びます。
dアニメストア『十二国記』第十一話「月の影 影の海」 十一章より
結果としてうまくいく場合もあれば、失敗して世の中が乱れれば、麒麟が病になり麒麟が死ぬと王も滅ぶような世界観になっています。
dアニメストア『十二国記』第十三話「月の影 影の海」 終章より
作品を見終わった方は、是非とも小説も読まれることをおススメしたいですが、私自身まだ小説作品全巻を読み終わっていないので、偉そうな事は言えません。
dアニメストア『十二国記』第四十五話「東の海神 西の滄海」転章 <終>より
でも、アニメで見てもしっかりとした内容の作品なので、原作も近いうちに必ずすべて読んでみたいと思っています。
この作品は現在dアニメストアで見ることが出来ます。また、オープニングやエンディングの曲もとても素敵です。CDを買って車の中で何度も聞いていました。uribouおすすめのアニメ楽曲です。
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[キャスト]<dアニメストア解説より>
中嶋 陽子:久川 綾/杉本 優香:石津 彩/浅野 郁也:上田 祐司/楽 俊:鈴村 健一/景 麒:子安 武人/尚 隆:相沢 正輝/六 太:山口 勝平/蒼 猿:岡野 浩介
[スタッフ]
原作:小野不由美/キャラクター原案:山田 章博/脚色:會川 昇/キャラクターデザイン:田中比呂人、楠本 祐子/コンセプトデザイン:森木 靖泰、宮本 治雄、若林 厚史、清水 恵子/美術監督:東 潤一/撮影監督:松本 敦穂/色彩設計:佐藤 祐子/音楽:梁 邦彦/音響監督:柏倉ツトム/オープニングテーマ:「十二幻夢曲」/作編曲:梁 邦彦/編集:森田 清次、山岸 由佳/アニメーション制作:ぴえろ/アニメーションプロデューサー:本間 道幸、押切 万耀/プロデュ-サ-:末川 研/制作統括:渡辺 俊雄、吉國 勲、柏木 敦子、冨永 慎一/監督:小林 常夫
[製作年]
2002年
dアニメストア『十二国記』冒頭シリーズ紹介画像より