【個人の見解】 親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆
娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
今日は、『小林さんちのメイドラゴン』をご紹介いたします。
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
京都アニメーションの制作ですが、京アニっぽい作画でないとこも新鮮で面白いと思っています。

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まずは、公式ホームページの紹介映像をご覧ください。
このアニメは現在、dアニメストアで視聴できるほか、映画も8月まで公開されていました。
映画はスポットストーリーのようですから、テレビ版の方は第3クルーも期待したいですね。
お話としては、神との戦いに敗れて人間界に逃げてきた雌のドラゴンのドールを、主人公の小林さんが、酔った勢いで助けたことから、物語は始まります。
ドールは、助けられえた恩を返すべく、人間の姿、しかもメイドになって小林さんと暮らすことになります。

©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
その後も、人間界で様々なドランゴンとめぐりあい、小林とドールはいろいろな事件や出来事を通して(結果として人間界で暮らすドラゴンたちとも)親交を深めて行きます。

©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
一番の見どころは、最終回です。父である終焉帝というドラゴンが、元いた世界にドールを連れ戻しに来ます。それに対して、ドールと小林が取った行動とは。
そして、この辺のくだりの続きは、第2クルールの最終話にも持ち越されます。

©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
このアニメのテーマは、大きく分けて2つあると思っています。
1つめは、
人間とドラコンという生きる時間軸の長さが違う者同士が、一緒に暮らす意味です。
このことは、私たち人間の中でも同じことです。親と子や自分の周りの人たちと、一緒に暮らせる時間の長さは異なる・違うということです。
私も現在、奥さんが不治の病に侵されお別れが近くなっています。
通常、親子でも、夫婦でも、親しい友人や知人であっても、いずれかが先に生物としての寿命の終わりを迎えます。
それでも、なお私たちは、別れの時を克服しても生きていくことが出来る訳は、たとえ短い時間であっても、共有した「一緒にくらした平凡で楽しい日常に大きな価値があるから。その時間を価値がある大切なものだ」と思うからなのです。
ほんわかした日常のなかでも、最終話で、ドールがたどり着いた結論はそういうことではないかと思います。少なくても私はそう感じました。
※この辺のテーマは、日本のアニメでは「星界の紋章・戦旗シリーズ」でも、寿命の違う2人の主人公について、取り上げらているように思えます。

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2つ目は、
考え方が違う者同士でも、恐れずに話し合えば、お互いの良いところ認め合って一緒に仲良く暮らせることができるということです。
またそうすることが出来る事実から目をそらさない、ということなのです。
現代の世界でも、イデオロギーや宗教、民族間の利害の対立で、人間の世界では様々な対立や紛争が絶えません。
主人公の小林さんは、仕事が出来る一方、社畜で死んだ魚のような目をした女性ですが、このような肝心で大切なことはしっかり理解していて、ドールや他のドラゴンたちとも真摯に向かい合っています。
この辺を多少ネタバレ的ではありますが、ご理解いただいてから、この作品を見ていただいても良いかなと思います。

©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
繰り返しになりますが、この作品は、現在dアニメストアで視聴することができます。
よろしければこの機会に是非とも会員になってご視聴いただければと存じます。
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なお、この作品は公式ホームページがあります。紹介映像等もありますので、一度ご覧いただければと思います。
