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鬼滅の刃以外にも面白い、見ごたえのあるアニメはたくさんあります!ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。

その 16「SHIROBAKO」(記事修正版)☆☆☆☆☆

【個人の見解】

親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆

暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆

性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆

娯楽性(ワクワク度)・・・☆☆☆☆☆

満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆

学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆

総合・・・・・・☆☆☆☆☆

 

今日はアニメーション「SHIROBAKO」をご紹介します。この記事は、1年以上前に書いた記事を一部追記・修正して、再掲載しているものです。

 

上記のアニメの評価で、『親子で楽しめる』というものだけ☆3つになっています。アニメの現実を知ったら、親子で楽しく観ることは出来なくなってしまうかも、ということで、☆3つにしています。

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dアニメストア『SHIROBAKO』冒頭紹介画像

 

SHIROBAKOとは、アニメ制作会社が出来上がった映像作品を入れて関係者に配るVHSのビデオから由来しているのではないかと思います。

 

私も東京都下に住んでいてアニメの製作会社の人の知り合いが多いため、SHIROBAKO(白箱)でラッシュ※のテープなどをよく見せてもらった記憶があります。

業界を知らない人は、アニメ業界に憧れを抱いている人も多いかもしれませんが、現実の世界は甘くなく、とても厳しい世界です。

きちんとした福利厚生がある会社は少なく、日本の代表的な産業の1つとか言われる割には、足元はお寒い状況が続いています。

 

※音声の入っていない映像

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dアニメストア『SHIROBAKO』第13話紹介画像


このアニメを見た人は冗談を言っているのではないかと思うかもしれませんが、アニメで描かれている姿は、かなり正鵠をついた姿が描かれているといっても過言ではありません。

いやむしろソフトに描かれているといっても良いかもしれません。

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dアニメストア『SHIROBAKO』第16話紹介画像


描かれている「武蔵野アニメーション」は、中堅から上位クラスのアニメ制作会社ですが、元受け作品がきちんと作れる会社はそれほど多くないのが実情だと言えます。

多くは下請け的な存在で版権もほとんどありませんから、安い製作コストで労働集約的な業務を自転車操業的に行っているのが実情です。

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dアニメストア『SHIROBAKO』第18話紹介画像


アニメ制作会社の社長の言葉は、「事故は起こすな!」とう人が多いですが、放送事故の他、自動車事故や様々なトラブルがあり、そのようなところからきているのかもしれません。リスクと隣り合わせの仕事だとも言えます。

 

放送事業体(テレビ局)や大手出版社などは、左うちわの仕事をしている人もいるかもしれませんが、アニメ製作会社の人たちは、このアニメに描かれているような世界に身を置く人がほとんどかもしれません。

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dアニメストア『SHIROBAKO』第23話紹介画像


それでも、アニメの世界から離れならない。幸運にもメガヒットを飛ばしても脱税で捕まる。コンプライアンスも糞もへったくりもない。

子供大人の集合体のような業界ですが、確かにそんなに悪い人はいない気がします。総じてお金にルーズな経営者が多いかもしれませんね。

 

そもそも何でこんなに厳しい業界になったかといえば、手塚治虫さんがテレビ版のアニメを作った時に安いコストで仕事を受けたのが始まりと言われています。

スポンサーも付きやすかったかのかもしれませんが、アメリカなどの製作会社を模範に会社を作っていたら、もう少し労務環境を考えた業界になっていたかもしれません。

 

東京の杉並区~多摩地区にはかなり多くのアニメ製作会社が乱立しています。このアニメに描かれている武蔵野ニメーションは、そのなかでもごく普通のアニメ製作会社と思っていただければ間違いないと思います。

 

テレ版も大変面白く、私個人として涙なくして見れなのですが、劇場版はさらに涙を誘います。このアニメ出てくる社長を存じ上げておりますが、非常に優しく、責任感のある方です。

きっちりとした契約などなく、阿吽の連携で仕事をする業界ですから、こういうことが起きるのだと思います。社長は『僕は大手はあまり好きではないんだ』と何回もおっしゃっていたのが印象に残っています。

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dアニメストア劇場版『SHIROBAKO』紹介画像

 

テレ版ば現在dアニメストアで見れます。また劇場版も550円でレンタル(視聴)できます。

アマゾンのプライムビデオでも同様に見れるようです。私も早速見ましたが、劇場版はテレ版の4年後の世界を描いています。

特に社長がカレーを主人公に振る舞うシーンがぐっときます。なんでアニメを作るのか、アニメを作る人たちにはどういうスタンスでアニメを作って欲しいのか。

多くのアニメ業界の方々とお付き合いして来ましたが、これが一番の正解のように思えます。アニメ業界に限らず、仕事に真摯に打ち込んでいる人が目指すべき大切なことだと思います。

 

下にリンクを貼っていますが、現在dアニメストアでは劇場版は公開されていないようです。

アマゾンプライムビデオでは、観ることができました(2023年3月19日現在)。

 

テレ版を見てフアンになられた方には、是非ともご覧になっていただきたいアニメだと思います。

 

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[テレビ版キャスト]

宮森あおい:木村珠莉/安原絵麻:佳村はるか/坂木しずか:千菅春香/藤堂美沙:髙野麻美/今井みどり:大和田仁美

 [スタッフ]

原作:武蔵野アニメーション/監督:水島 努/シリーズ構成:横手美智子/キャラクター原案:ぽんかん⑧/アニメーションキャラクターデザイン:関口可奈味/プロデュース:インフィニット/アニメーション制作:P.A.WORKS/製作:「SHIROBAKO」製作委員会

 [製作年]

2014年

 ©「SHIROBAKO」製作委員会

 

[劇版キャスト]

宮森あおい:木村珠莉/安原絵麻:佳村はるか/坂木しずか:千菅春香/藤堂美沙:髙野麻美/今井みどり:大和田仁美/宮井 楓:佐倉綾音/矢野エリカ:山岡ゆり/安藤つばき:葉山いくみ/佐藤沙羅:米澤 円/久乃木 愛:井澤詩織/高橋球児:田丸篤志/渡辺 隼:松風雅也/興津由佳:中原麻衣/高梨太郎:吉野裕行/平岡大輔:小林裕介/木下誠一:檜山修之/葛城剛太郎:こぶしのぶゆき

 [スタッフ]

原作:武蔵野アニメーション/監督:水島 努/脚本:横手美智子/キャラクター原案:ぽんかん⑧/キャラクターデザイン・総作画監督:関口可奈味/美術監督:垣堺司・竹田悠介/色彩設計:井上佳津枝/3D監督:市川元成/撮影監督:梶原幸代/特殊効果:加藤千恵/編集:髙橋 歩/音楽:浜口史郎/音楽制作:イマジン/主題歌:fhána「星をあつめて」(ランティス)/プロデュース:インフィニット/アニメーション制作:P.A.WORKS/製作:劇場版「SHIROBAKO」製作委員会

 [製作年]

2020年

 ©2020 劇場版「SHIROBAKO」製作委員会

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        dアニメストア『SHIROBAKO』冒頭紹介画像