【個人の見解】
親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日は、「星を追う子ども」をご紹介します。現在、私がおススメしているdアニメストアで見放題になっているようです。よろしければ是非ご覧になってみてください。
この作品は、新海誠監督の作品です。新海監督は望月智充監督とともに私がとても好きな監督です。
dアニメストア『星を追う子ども』冒頭紹介画像
望月監督が人の内面を涼やかな抒情的な世界観で描かれるのに対して、新海監督は自然や宇宙も含めた叙事的でスケールの大きな世界観がとても魅力的です。これからも二人の作品はとても楽しみにしています。
さて物語ですが、ある日主人公の少女アスナは父の形見の鉱石ラジオから聴こえてくる不思議な唄が気になります。
なかなかその歌の正体はわからなかったのですが、地下世界アガルタから来たという少年と出い、後にその歌の正体を知ることとなります。
dアニメストア『星を追う子ども』冒頭紹介画像
その少年とは会えなくなりますが、物語は学校の担任の先生も関わりながら、大切なものを一緒に探す旅にでることになります。
アスナは成り行きに身を任せ、先生はとても切ない望みを実現するため懸命になって。
日本の神話にも一部題材を取りながら、人の命の究極のテーマを追い求める内容になっています。
ストーリーは時間の割に複雑な面もあり、多分に分かりずらいところもありますが、「人間の永遠の望み」を題材に扱っている割には、ストーリが崩壊せずに美しいフィナーレを迎えているのではないかと思います。
何度か味わうように鑑賞したい作品ではないでしょうか。この作品は現在dアニメストアで視聴できるほか、アマゾンでも映像作品等を購入することができます。
[キャスト]
渡瀬明日菜:金元寿子/シュン/シン:入野自由/森崎 竜司:井上和彦
[スタッフ]
原作・脚本・監督:新海誠/作画監督・キャラクターデザイン:西村貴世/美術監督:丹治匠/音楽:天門
[製作年]
2011年
© Makoto Shinkai / CMMMY