【個人の見解】
親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日は、最高に熱くなる野球アニメをご紹介いたします。「プリンセスナイン如月女子高野球部」です。
dアニメストア『プリンセスナイン如月女子高野球部』冒頭紹介画像
この作品は、NHKのBS放送で1998年4月8日から同年10月14日まで全26話が放送され、映像としてはLDやDVD発売されたほか、ドラマCDやトレーディングカードも発売されています。
ストーリーは、才能に恵まれた女子高校生たちが、男性の独壇場場である高校球児の憧れの甲子園を目指すというものです。
dアニメストア『プリンセスナイン如月女子高野球部』第3話紹介画像
特にピッチャーの早川涼は、父親が元高校球児・プロ野球選手ということで、わけあって、球界を追われてからも、娘の早川涼に野球を教えていたようです。
dアニメストア『プリンセスナイン如月女子高野球部』第1話紹介画像
メンバーの1人1人にはそれぞれいろいろな生い立ちやドラマがあり、様々な困難にも立ち向かいながら最後は、女子野球チームとして正式に高校野球に挑戦できるようになります。
dアニメストア『プリンセスナイン如月女子高野球部』第22話紹介画像
私は、声優さんにはあまり詳しくないのですが、不思議電波少女系の東ユキ役の川澄綾子さんは、その後『のだめカンタービレ』主人公の野田恵や『星界の紋章』のラフィール役など、大活躍されているのが嬉しい限りです。
dアニメストア『プリンセスナイン如月女子高野球部』第13話紹介画像
ストーリーは単なる女子野球というジャンルにとどまらず、様々な事件も起きて手に汗握る展開を見せます。
dアニメストア『プリンセスナイン如月女子高野球部』第17話紹介画像
プロ野球の黒い霧事件などもベースに、物語も深みある作品になっています。見ていてすがすがしい、青春の恋愛ドラマも目が離せません。
久しぶりに26話一気に見ましたが、懐かしさと話の展開の素晴らしさに思わず涙する場面も多々ありました。
特に彼女が投げる魔球「イナズマボール」には感動します!
dアニメストア『プリンセスナイン如月女子高野球部』第9話紹介画像
あたかもエンジェルスの大谷選手が、疲れている時~7回くらいに一番気持ちの乗った球を投げて三振を取る姿に似ています。
dアニメストア『プリンセスナイン如月女子高野球部』第26話紹介画像
製作は、「ジャイアント ロボ THE ANIMATION 地球が静止する日」の山木泰人がプロデューサー・原作(伊達憲星と同一人物)、監督に望月智充を迎え、苦しい製作環境の中、全26話見事な出来栄えに仕上げています。
最近の女子高生の野球アニメの作画水準からすれば、見劣りする部分もあるかもしれません。しかし天野正道とワルシャワフィルの組み合わせによる素晴らしい楽曲は、音楽にこだわる山木泰人氏でなければなしえなかったことだと言えます。
宇宙戦艦ヤマトや様々な作品に関与してきた同氏ですが、最近の作品がないことが寂しい限りです。壮大なスケールの作品を手掛ければ、天下無双の山木さんの次なる作品を期待したいとこです。
この作品は、dアニメストアで現在見ることが出来ます。ご覧になられていない方は是非ご覧ください。きっとご満足いただけると思います。
[キャスト] dアニメストア解説より抜粋
早川 涼:長沢美樹/森村 聖良:氷上恭子/吉本 ヒカル:長沢直美(現・永澤菜教)/堀田 小春:矢島晶子/氷室 いずみ:金月真美/東 ユキ:川澄綾子/三田 加奈子:笠原留美/渡嘉敷 陽湖:飯塚雅弓/大道寺 真央:進藤こころ/毛利 寧々:川田妙子/高杉 宏樹:子安武人/夏目 誠四郎:岩永哲哉/氷室 桂子:榊原良子/木戸 晋作:石井康嗣/三田校長:龍田直樹/早川 志乃:島本須美/早川 英彦:井上和彦
[スタッフ]
原作:伊達憲星/監督:望月智充/シリーズ構成:丸山比朗/キャラクター原案:山下明彦/キャラクターデザイン:橋本義美/美術監督:加藤浩/撮影監督:安原吉晃/音響監督:吉田知弘/音楽:天野正道/企画・総合プロデューサー:山木泰人/アニメーション制作:フェニックス・エンタテインメント
[製作年]
1998年
(C)1998 伊達憲星/フェニックス/NEP21