【個人の見解】
親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日はエマをご紹介いたします。この作品は、森薫による漫画作品でエンターブレイン社の『コミックビーム』で、2002年1月号から2006年5月号まで連載されたものをアニメ化したものです。
産業革命による経済発展が成熟期に達したヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台になります。
歴史考証もしっかりしていて、街並みの美しさ、その世界にのめり込むことを助けてくれる秀逸な脚本や声優陣。どれをとっても、夢中になる要素満載です。
ストーリーとしては、孤児で身寄りもない少女・エマが、長年家庭教師をしていた老女・ケリーの屋敷においてメイドとして働くことをきっかけに、富豪の息子のウィリアムと身分を超えた恋をする物語です。
控えめでおとなしい性格でも、賢く内面に秘めた力強さがあり、見ていると応援したくなる主人公です。
(スタジオ)ぴえろの製作ですが、作画のクオリティも高く、素敵な音楽と相まってとても楽しめたと思います。
物語はアニメで全部は描かれていませんが、原作の素敵な世界観をとてもよく表現できていて、オープニングが始まるとワクワクした気分になります。
アニメが面白いと思ったら是非原作も読んでいただければと思います。メイドさんブームに静かに火をつけたような作品ではないでしょか。
この作品はdアニメストアでは現在見れません。昔録画したものを見て楽しんでいますが、初めての方はツタヤなどのレンタルだと借りやすいかもしれません。
アマゾンでは映像作品等を購入することも出来ます。
スタッフ
監督 - 小林常夫
シリーズ構成 - 池田眞美子
キャラクターデザイン - 楠本祐子、清水恵子
プロップデザイン - 宮川治雄
美術監督 - 櫻井純子、矢野祐子
カラーデザイン - 佐藤祐子
撮影監督 - 松本敦穂
編集 - 森田清次
音楽 - 梁邦彦
音響監督 - 菊田浩巳
プロデューサー - 源生哲雄、福良啓、森下直文、渡辺隆、中山佳子
アニメーション制作 - ぴえろ
製作 - ヴィクトリアン文化研究会(TBS、ぴえろ、東芝エンタテインメント、ポニーキャニオン、フジクリエイティブコーポレーション)
主題曲
オープニングテーマ「Silhouette of a Breeze」
作曲・編曲 - 梁邦彦
エンディングテーマ「Menuet for EMMA」
作曲 - 梁邦彦 / 編曲 - 金子健治 / 演奏 - 東京リコーダーオーケストラ