【個人の見解】
親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日は「ゴシック」をご紹介いたします。
ｄアニメストア『ゴシック』冒頭紹介画像
架空の国家ですがヨーロッパにある小国、ソビュール王国が舞台になっています。
ｄアニメストア『ゴシック』冒頭紹介画像
第一次世界大戦が終わり、時はまさに第二次世界大戦に向けて世の中が目まぐるしく変わろうとしている状況下でのお話です。
ｄアニメストア『ゴシック』第1話紹介画像
日本からの留学生である久城一弥は、図書館塔の上で、小さな美しい少女ヴィクトリカと出会います。
ｄアニメストア『ゴシック』第19話紹介画像
いろいろな事件や世の中の移り変わりが激しい中、2人は運命の流れの中で翻弄され、必死に生きていきます。
ｄアニメストア『ゴシック』第3話紹介画像
コミカルな場面も多いですが、大半はシリアスな話が中心で、ヴィクトリカの明晰な頭脳による謎解きやソビュールでの過去の出来事などが、螺旋のように絡まりながら相互作用し、目まぐるしく物語が進んでいきます。
ｄアニメストア『ゴシック』第4話紹介画像
小国ソビュールは、第2次世界大戦の日本と同じく道を誤り、大きな傷跡を残して終戦を迎えます。
最初は、友達としてしか意識していなかった久城とヴィクトリカの関係は深まるのでしょうか？運命は2人をどのように、また何処へ導くのでしょうか？
ｄアニメストア『ゴシック』第8話紹介画像
脚本がしっかりしているためか、見始めると吸い込まれるように見入ってしまいます。何回も見返していますが、その都度新たな発見があり毎回楽しめています。
ｄアニメストア『ゴシック』第11話紹介画像
また、ヴィクトリカもとても可愛らしく魅力的に描かれていいて、安定した作画と声優の声のイメージがぴったり合っているので、彼女のえばりんぼな性格がとても魅力的に感じてしまいます。
この辺については、以前ブログでも触れています。
ｄアニメストア『ゴシック』第13話紹介画像
音楽も素晴らしく、特に後半のエンディングソングで搭上の2人が立っている場面のカメラワークはアニメでありながら、パンで風景をぐるりとしながら2人をアップから遠ざけるシーンは、映画タイタニックの船の舳先で支え合う2人の場面を連想させます。
音楽も素晴らしく、このアニメの世界観を完璧にとらえています。ＣＤで何度も聞いて飽きません。YouTubeで編曲バージョンもアップされていて、多くの人に愛された楽曲になっていると思います。
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久しぶりにクオリティの高いアニメを見た気がします。推理物として楽しむよりは、叙事詩的に時代背景に翻弄されるタイタニックのような男女の物語を見るような気持ちで見ていただくことをおススメします。
私の超お気に入りのアニメの１つです。是非ご覧いただき感想をお聞かせいただければ幸いです。
このアニメは、ｄアニメストアで全話見ることができます。
[キャスト]（ｄアニメストア「ゴシック」より抜粋）
ヴィクトリカ:悠木碧／久城一弥:江口拓也／アブリル:放送までお楽しみに!／グレヴィール:木内秀信／セシル先生:鹿野優以／コルデリア・ギャロ:沢城みゆき／ブライアン・ロスコー:大川 透／ゾフィ:根谷美智子
[スタッフ]
原作:桜庭一樹 (角川書店/角川文庫刊)／キャラクター原案:武田日向／監督:難波日登志／シリーズ構成:岡田麿里／キャラクターデザイン:川元利浩・富岡隆司／総作画監督:富岡隆司／デザインワークス:竹内志保／美術監督:近藤由美子／色彩設計:岩沢れい子／撮影監督:古本真由子／編集:定松剛／音響監督:原口 昇／音楽:中川幸太郎／OPテーマ:｢Destin Histoire｣yoshiki*lisa／EDテーマ:｢Resuscitated Hope｣コミネリサ／音楽制作:日本コロムビア／アニメーション制作:ボンズ／製作:GOSICK製作委員会
[製作年]
2011年
(C)2011 桜庭一樹・武田日向・角川書店/GOSICK製作委員会
