【個人の見解】
親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日は、「アリスと蔵六」をご紹介いたします。最近見たアニメの中では出色の出来栄えだと思います。
dアニメストア『アリスと蔵六』シリーズ紹介画像
現在、dアニメストアでは期間限定放映が実施されていますが、10月31日で終了となってしまいますので、ご覧になられていない方は、是非ともdアニメストアでご覧になられることをおススメいたします。
TV放送中の最新作からなつかしの作品まで、あなたが見たい
アニメがきっとみつかる!
さらにはアニソンライブやミュージカルも配信!
過去も終了後再度放映されていますので、見そびれたとしても、再放映される可能性はあると思いますが、せっかく現在放映されていますので、この機会を逃さないようにご覧いただればと思います。
dアニメストア『アリスと蔵六』第1話紹介画像
さて、この作品は月間コミック「リュウ」に連載中(一時期休載期間有)の今井哲也原作のアニメです。アニメでは完結というわけではありませんが、とてもよい感じで終わっています。
作品は連載中ですから、第2期が待たれるところですが、コミック単行本の発売も、なかなかすぐには出ないようですので、時間はかかるかもしれません。(ちなみに、アマゾンで10巻と、11巻は現在注文しています)
dアニメストア『アリスと蔵六』第12話紹介画像
アニメについては、PVやオフィシャルサイトがありますので、よろしければそちらを最初にちょっと見ていただけると素敵な世界観の一部を感じていただけるのではないかと思います。
主人公の少女は、とても不思議な力を持っています。その力は、過去のアニメや小説などでは見たこともない力だと思います。
最近では、『不滅のあなたに』が近いかもしれんせんね。自分の存在や出自に悩む箇所がありますが、原作コミックはもっと踏み込んだ表現をとっていると思います。
アニメは原作進行途中までを、実にうまくまとめていると思います。
dアニメストア『アリスと蔵六』第4話紹介画像
研究所にとらわれていた彼女は、研究所を抜け出し東京に出て蔵六や彼の窓の早苗に出会います。
彼女は、彼女やその仲間を拘束して実験台にした研究所に復讐を誓いますが・・・・
dアニメストア『アリスと蔵六』第2話紹介画像
物語を通して過去と未来が不思議に交差し、ファンタージな絵や音楽と共にとても純粋なストーリーが展開していきます。
dアニメストア『アリスと蔵六』第8話紹介画像
新たな友達との出会いや葛藤も最終的にはすごく素敵に描かれています。
dアニメストア『アリスと蔵六』第10話紹介画像
無垢な魂の出会いと成長のような物語です。私がそう感じただけかも知れませんが、久しぶりに一筋のそよ風のなか、暖かい春の日差しの中で永遠を感じるような気分になりました。
dアニメストア『アリスと蔵六』第11話紹介画像
dアニメストア『アリスと蔵六』第9話紹介画像
彼女に手を差し伸べる蔵六は無口な老人です。おそらく彼女と過ごす時間は将来にわたりそれほど長くはないかもしれません。
dアニメストア『アリスと蔵六』シリーズ紹介画像
それでも、無口な彼からは人のぬくもりを感じます。サン・テグジュペリの星の王子様で、賢いきつねが王子様に言った言葉を思い出します。
「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」。40年前に読んだ本を思い出すのは老化の現れかもしれませんが、そんなことをふと考えさせられる作品だと感じました。
蔵六は心の目で見て物事をきちんと判断しているだと思います。
冒頭でも触れましたが、この作品は現在dアニメストアで10月末日までの期間限定放送となっています。
この機会に是非とも、アニメをご覧いただければと思います。
最後にアニメと同時に是非とも原作コミックを読まれることをおすすめいたします。私は9巻まで購入し、紬の着物生地で全巻にブックカバーを作り、大切にしています。(追加で最新刊もアマゾンで注文中です)
このコミックは、私にとって大井三重子さんの「水曜日のクルト」と同じくらい大切な宝物になっています。
ウィキペディアより抜粋
2016年11月にアニメ化が発表され]、2017年4月から6月にかけて放送された。全12話。初回は60分放送。
第5話の放送翌週は第1部となる第1話 - 第5話を振り返る第2部放送直前特番が放送された。出演は大和田仁美、大塚明夫、松風雅也。
スタッフ
原作 - 今井哲也
監督 - 桜美かつし
シリーズ構成 - 髙山文彦
キャラクターデザイン - 岩倉和憲
プロップデザイン - 藤井昌宏
美術設定 - 廣瀬義憲
美術監督 - 柳原拓巳
色彩設計 - 田辺香奈
撮影監督 - 大河内喜夫
編集 - 後藤正浩
音響監督 - 岩浪美和
音楽 - TO-MAS
音楽制作 - ランティス
音楽プロデューサー - 佐藤純之介、臼倉竜太郎
プロデュース - 槙本裕紀、松下俊也、松倉友二
プロデューサー - 谷口慎、石山貴大、小岐須泰世、金子広孝、雪田雅人
アニメーション制作 - J.C.STAFF
製作 - 「アリスと蔵六」製作委員会(バンダイビジュアル、徳間書店、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、J.C.STAFF、ランティス、TOKYO MX、ソニーPCL)
主題歌
オープニング主題歌「ワンダードライブ」(第2話 - 第12話)
作詞 - ぽん / 作曲・編曲 – 小島英也 / 歌 - ORESAMA
エンディング主題歌「Chant (kotringo edition)」
作詞・作曲・編曲 – コトリンゴ / 歌 - toi toy toi