【個人の見解】
親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日は、「異世界薬局」をご紹介します。多少ネタバレ的なところもありますが、お付き合いいただけると幸いです。
dアニメストア『異世界薬局』冒頭紹介画像
なお、最近では、過去の100作品を取り上げた記事の修正をメインに続けてきましたが、最近の作品のキャッチアップも大切ですので、少しずつですが100作品の修正記事以外にも、新しい作品をご紹介していけたらと思います。
さて、この作品にもどります。
世界トップクラスの薬学研究者であった薬谷 完治は、大学の研究室で過労死し、目を覚ますと、宮廷薬師の名家メディシス家の次男、ファルマ・ド・メディシスとして転生します。
dアニメストア『異世界薬局』第1話紹介画像
ここまでは、ありきたりな転生ものですが、この世界の貴族の要件として、平民にはない、『神術』(魔法のようなもの)が使えることがあげられます。
dアニメストア『異世界薬局』第4話紹介画像
転生後は自我の意識も朦朧としていて、前世の研究者としての意識はあるものの、ファルマ・ド・メディシスとしての記憶や神術の使い方も忘れてしまっていたのでした。
dアニメストア『異世界薬局』第2話紹介画像
家庭教師のエレンや使用人のロッテの力を借りながら、以前持っていた神術や記憶を回復させていくのでした。
ただし、彼の持っている力は、スバ抜けたもので、あたかも薬の神、薬神が現世に顕現しているかのようなものだったのです。
そして、彼の力を世に知らしめる重要な出来事が起こります。
ある日、父、ブリュノに連れられ宮殿に訪れると、国王である、女帝エリザベート二世が重度の肺結核で死の淵をさまよっていました。
dアニメストア『異世界薬局』第3話紹介画像
ファルマが転生した世界では、肺結核は不治の病として恐れられていて、彼女も手の施しようもない状態でした。
その場にいる誰もが治療を諦めている状況の中、ファルマは彼女の治療を申し出るのでした。
dアニメストア『異世界薬局』第9話紹介画像
女帝エリザベート二世はファルマの努力により、無事回復し、健康を取り戻すことができたため、ファルマに2つの褒美が与えられます。
1つは、宮廷薬師見習いから、正式な宮廷薬師に任命されたこと。そしてもう1つは、彼が前世から望んでいた街中で薬剤師として多くの患者さんと向き合う事。そのための薬局開業の許可が与えられたことです。
このアニメのタイトルの異世界薬局は、ここからスタートすることになります。この他にも、このアニメでは見所が沢山あります。
- ファルマが利く薬の研究に打ち込む理由
- 平民の薬局のギルドとの関係
- 彼の影がない理由
- 疫病への対応
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などなど、彼の能力が認められた後も多くの出来事が起こり、彼のとった対応はとても人間として素晴らしいものがあります。
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特に、私たちが暮らす世界でも多くの医療・医薬の分野で活躍される方の多くの方々が、真摯に病気で苦しむ人たちへ、回復の力になりたいという志を持っているということ。
そのための不断の努力や研鑽を積んでいる事をあらためて意識させられる、見ていてとても心が洗われる作品に仕上がっていること。
このことが、このアニメをおススメする最大の理由です。
最近見たアニメのなかでは出色の出来栄えだと思います。この作品は、現在dアニメストアで全話視聴することができます。是非ともご覧になられることをおススメしたいと思います。
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