【個人の見解】
親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日は「狼と香辛料」をご紹介いたします。この作品は、電撃文庫の支倉凍砂原作の小説をアニメ化したものです。
dアニメストア『狼と香辛料、狼と香辛料Ⅱ』 冒頭紹介画像
放映当時、小説連載中のアニメ化作品という事もあり、アニメでは物語は完結していませんが、「狼と香辛料」と「狼と香辛料Ⅱ」で見どころは再現されていると思いますので、アニメはアニメで十分楽しめる水準だと思います。
むしろ、読み応えある小説の世界が素敵な映像と音楽で再現されていて、スリルとファンタジー満載の素晴らしい出来栄えだと思います。
なお、アニメの後日譚などは、小説を読まないと味わえませんので、アニメを見て面白いと思われた方は、是非とも小説もご覧いただければと思います。
物語としては、中世のヨーロッパのような世界を行商人のロレンスとホロが旅をしながら、商いをする物語です。
ホロの正体や様々な出来事は、アニメを見てのお楽しみですが、商人の知恵や努力、ギルドの役割など色々な面で新鮮な知識が得られて、好奇心をそそる場面が多かったと思います。
また、ストーリの展開も早く、見ていて飽きが来ません。ちょっと申し上げるとホロは賢く美しい少女のように描かれていますが、正体は・・・とても頼りになる存在なのです。
将来商人として自分の店を持ちたいと思うロレンスと故郷のヨイツや昔の仲間がどうなっているか気になるホロ。
この物語は2人の思いが、時として噛み合わない場面もありますが、連携プレーが見事に決まる場面もあり、見どころのの1つでもあります。商人の駆け引きやスリルなども面白く描かれています。
再度申し上げますが、個人的には小説もご一読されることをおススメいたします。
また、音楽もとても魅力的です。この作品は現在、dアニメストアですべて見ることが出来ます。
狼と香辛料
[キャスト]
ホロ:小清水亜美/ロレンス:福山 潤/クロエ:名塚佳織/ノーラ:中原麻衣
[スタッフ]
原作:支倉凍砂(「狼と香辛料」電撃文庫刊)/キャラクター原案:文倉 十/監督:高橋丈夫/脚本:荒川稔久/キャラクターデザイン・総作画監督:黒田和也/色彩設計:佐野ひとみ/美術監督:小濱俊裕(スタジオ美峰)/美術設定:塩澤良憲(スタジオ美峰)/撮影監督:松井伸哉/音楽:吉野裕司/音楽制作:JVCエンタテインメント/音響監督:高桑 一/音響制作:神南スタジオ/アニメーション制作:IMAGIN/オープニングテーマ:「旅の途中」(歌・清浦夏実 )/エンディングテーマ:「リンゴ日和」(歌・ROCKY CHACK)
[製作年]
2008年
(C)支倉凍砂/アスキー・メディアワークス/「狼と香辛料」製作委員会
狼と香辛料Ⅱ
[キャスト]
ホロ:小清水亜美/ロレンス:福山 潤/アマーティ:千葉紗子/マルク:小山力也/ラント:笹島かほる/ディアナ:渡辺明乃/エーブ:朴 ろ美 ※ろ は王偏に路/リゴロ:内田夕夜/メルタ:豊崎愛生
[製作年]
2009年
(C)支倉凍砂/アスキー・メディアワークス/「狼と香辛料II」製作委員会