【個人の見解】
親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆☆
暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆
性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日は、「ヒカルの碁」をご紹介いたします。
dアニメストア『ヒカルの碁』冒頭紹介画像
もう20年以上も経って、かなり昔の作品になってしまいましたが、内容はいつ見ても楽しめるすばらしい作品だと思います。
その20年間の間に囲碁の世界も随分変わって、ルールも一部変更になったりしていますが、根本的な囲碁の面白さは変わるところがないと思います。
さて、ストーリーですが平安時代の碁打ち「藤原作為」が現代によみがえり、「進藤ヒカル」とともに「神の一手」を目指し囲碁界に新風を巻き起こします。
dアニメストア『ヒカルの碁』第1話紹介画像
作為は、ヒカルのおじいちゃんちの古い碁盤に宿っていたのです。
dアニメストア『ヒカルの碁』第36話紹介画像
初めて行った碁会所で、同じく神の一手に一番近いとされる、プロ棋士「塔矢行洋」の息子「塔矢アキラ」とヒカルは出会います。
dアニメストア『ヒカルの碁』第3話紹介画像
初めての塔矢との戦いで、ヒカルは、塔矢に勝ってしまいます。プロに近いレベルに勝ったことは、とてもすごい事なのですが、実はヒカルに憑依した作為が打っていたのです。
その後、ヒカルと塔矢は、二人はお互いを意識的・あるいは無意識に、生涯のライバルとして感じ、戦っていくことになります。
dアニメストア『ヒカルの碁』第6話紹介画像(左)、第7話紹介画像(右)
また、ヒカルに宿った作為自身も、現代の定石(戦法)を学びさらに進化します。
dアニメストア『ヒカルの碁』第16話紹介画像
前半はヒカルに宿った作為が塔矢アキラと戦うシーンが見物です。
dアニメストア『ヒカルの碁』第3話紹介画像
また、中盤はヒカルが塔矢に追いつくために精進し、プロを目指すところがとても面白いです。
dアニメストア『ヒカルの碁』第13話紹介画像
終盤はヒカルと塔矢の対戦や作為と塔矢行洋の戦いも見どころです。
dアニメストア『ヒカルの碁』第49話紹介画像(左)、第53話紹介画像(右)
囲碁が分からない方でも、最後に梅沢由香里プロのショート囲碁講座があります。基礎から勉強できるコーナーで、初心者の私にはとてもありがたかったです。
さて、この作品は私が囲碁を始めるきっかけになったアニメです。コミックも購入して全巻夢中になって読んだほか、作品中に出てくる対戦棋譜にも目を通した記憶があります。
いろいろな入門書を買ったり、囲碁の対戦ネット(パンダネット:私のIDはUribouです。)を初めて見たりいろいろ試みていますが、初心者のレベルを脱してはいません。
dアニメストア『ヒカルの碁』第31話紹介画像(左)、第17話紹介画像(右)
私は、ヒカルが気づいた囲碁の面白さにまだ気づかずにいるのかもしれません。最近は一局打つとクタクタに疲れてしまいます。
私などとはレベルは全然違いますが、梅沢(吉原)プロの大学の先輩が囲碁をやめた理由として、「囲碁はとても疲れる」と言われていたのが印象に残っています。
でも囲碁は観戦しているのと、実際自分で打っているのでは全然違うし、負けたくないと必死になって打てば打つほど疲れてしまうのも、1つの側面なのかもしれません。
私のレベルでは、そんなことを言うのすら憚れれるところではありますが。
さて、アニメは、dアニメストアで現在テレビシーリーズと北斗杯シリーズを見ることができます。
もともとストーリーがしっかりできたアニメですから、最初の1話を見るだけで、あっという間にこのアニメの世界に引き込まれていきます。
dアニメストア『ヒカルの碁』第60話紹介画像
最初にテレビシリーズをご覧になることをおすすめします。その後に、北斗杯シリーズを見ていただければと思います。
dアニメストア『ヒカルの碁』第74話紹介画像
私はヒカルが成長していく姿と塔矢アキラと作為の美しい立ち居振る舞いがとても気に入っています!
dアニメストア『ヒカルの碁』第71話紹介画像
[キャスト](dアニメストア解説より)
進藤ヒカル:川上とも子/藤原佐為:千葉進歩/塔矢アキラ:小林沙苗/藤崎あかり:かかずゆみ/筒井公宏:津村まこと/加賀鉄男:伊藤健太郎/塔矢行洋:津田英三/緒方精次:藤原啓治/三谷祐輝:浅川 悠
[スタッフ]
原作:ほったゆみ・小畑健(集英社「ジャンプ・コミックス刊)/監修:梅沢由香里(日本棋院)/企画:岩田圭介・原田孝(テレビ東京)・布川ゆうじ/監督:西澤晋・かみやじゅん・えんどうてつや/シリーズ構成:大橋志吉/メインキャラクターデザイン:本橋秀之/キャラクターデザイン:関口可奈味・上田美由紀/美術監督:高木佐和子/キャラクター色彩設計:いわみみか。/撮影監督:沖野雅英/編集:松村正宏/音響監督:高橋秀雄/音楽:若草恵/音楽制作:avexmode/音楽ディレクター:高畑裕一郎/プログラムマネジャー:渡辺哲也/プロデューサー:小林教子・崔鐘秀(テレビ東京)・山西太平・萩野賢・三上孝一/協力:日本棋院/製作:テレビ東京・電通・ぴえろ
[製作年]
2001年