今日は、『ノーゲーム・ノーライフ』をご紹介いたします。
dアニメストア「ノーゲーム・ノーライフ」冒頭紹介画像より
このアニメは、引きこもりの天才ゲーマーである2人の兄妹の物語です。
2人は凄腕のゲーマーで、ネットでは名前をブランク「 」で残したことから、空白と言われ伝説のような存在になっています。
妹は、幼少の頃から天才少女と言われ、兄は戦略に超絶的に秀でたゲーマー。この2人の出会いは偶然なのか、必然なのか、良く分かりませんが、四六時中部屋の中でゲーム三昧の日々を送っていました。
dアニメストア「ノーゲーム・ノーライフ」第1話 紹介画像より
このゲーム漬けの、引きこもりの兄弟の前に、ある日、異世界のゲームの神様テトが現れ、今生きている世界について、率直な感想を聞かれます。
ゲームでは天才の2人も現実世界のルールは、不条理で不合理に思えてなりません。
2人にとって現実の世界は、ゲームや数学の世界のように、きちんとした解法のルールはなく、訳の分からいルールに支配されているように見えるのです。
2人は、ゲームの神様テトに、現実世界は「クソゲー」と答えます。そうすると、テトは、彼の創造したゲーム至上主義の異世界に2人を転移させてしまうのです。
dアニメストア「ノーゲーム・ノーライフ」第5話 紹介画像より
この異世界は、エルフなど十六の種族がいて、人類は最も能力が低い、最弱の種族として位置づけられており、他種族に国土の大部分を奪われ、滅亡寸前に追い込まれているのでした。
2人は、人類の窮状を挽回するため、壮烈なゲームバトルに挑むのでした。
dアニメストア第11話 紹介画像より
この作品は、1クール12話ですので、あっというまに見ることができますが、内容的にちょっと中途半端な終わり方をします。
原作も人気があり、アニメ第2クールが製作されてもおかしくない状況ですが、中途半端な終わり方の割には、ストーリーの先の展開が見通しやすいためか、モヤット感は、それほどでもない気がします。
このアニメのストーリーの基本設定は、ゲームの神様テトが自分に挑戦することが出来るくらいの「ゲームの達人」を養成するために、地上の種族をゲームで戦わせるというものです。
これは、全く別のアニメですが、「ヒカルの碁」において、囲碁の神様が進藤ヒカルと、塔矢アキラを出合わせ、囲碁の世界の高みへとヒカルを導いていくところにも通じるものがあるような気がしてなりません。そして囲碁の神様に匹敵する打ち手を養成する。
ストーリー的に、合理的に見えて、合理的ではない要素も多分にある作品ですが、現実世界のステレオタイプの価値観以外に、人間にはそれぞれ個性(個人)に与えられた無限の可能性があることを、訴えているような作りにも感じられます。
個人的には懐の深い素敵なアニメだと思っています。
dアニメストア第10話 紹介画像より
けっしてロリ少女が可愛い、とかだけで贔屓にしているわけではないのです。
この作品は、現在dアニメストアで全話見ることが出来ます。可愛いい妹と一緒にゲームの神様テトに、あなたも戦いを挑んでみてはいかがでしょうか?
※1契約日・解約日に関わらず、毎月1日〜末日までの1か月分の料金が発生します。※2別途通信料その他レンタル料金等サービスによっては別料金が発生します。※3見放題対象外コンテンツがあります。※4初回31日間無料(31日経過後は自動継続となり、その月から月額料金全額がかかります。)
dアニメストア第11話 紹介画像より