【個人の見解】
- 親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆
- 暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆☆
- 性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆
- 娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆
- 満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
- 学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆
- 総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
今日は、『ACCA13区監察課』をご紹介いたします。ちょっとネタバレがありますがご容赦願います。
ｄアニメストア『ACCA13区監察課』シリーズ紹介画像
なお、現在このアニメはｄアニメストアで全話視聴することができますので、よろしけれこの機会にｄアニメストアの会員になって是非とも御覧いただければ幸いです。
13の自治区で構成されるドーワー王国。この国では、かつて、12の地区による一斉クーデターが起こり、混乱した時期もありましたが、先々代の国王が各地区による自治を認め事態を収拾し、現在13の体制になった経緯があります。
ｄアニメストア『ACCA13区監察課』第１話紹介画像
現在ACCAは、警察、消防、医療機関など多くの組織を傘下に置く国家行政機関となっています。
主人公のジーン・オータスが所属する監察課は、各自治区のACCA支部の業務が適正に遂行されているかを監視することが主な業務です。
彼は日々各自治区を回って、ACAA各支部の運営が適正に行われているか視察しています。
ｄアニメストア『ACCA13区監察課』第10話紹介画像
ストーリーの概要としては、主人公のジーンが、いつものように首都・バードン市のACCA本部に出勤すると、彼が所属する「監察課」が廃止になることを告げられます。
突然の決定のようにも思えましたが、平和な現在、多くの局員たちは薄々そういう事態になることも予想していた向きもあったようです。
多少困惑する本部局員たちを後にし、視察へ出発したジーンは、ACCA支部の巡査による不正と本部監察課員の隠蔽を見抜き摘発。
このことが不正を見抜いた「監察課」の再評価につながり、一転、その重要性が再認識され、監察課の存続が決まります。
監察課廃止を強く主張してきたグロッシュラー長官は、この件でなぜか存続派に転じます。
グロッシュラーはジーンにとある疑いを抱き、「内務調査課」に密かにジーンの調査を命じるのです。
ｄアニメストア『ACCA13区監察課』第2話紹介画像
この調査を行うのは、内務調査課の覆面局員「クロウ」。彼の正体は学生時代からのジーンの親友ニーノであり、物語が謎めいた展開になる役割を果たしています。
パッと見、お金持ちの金髪の兄妹が、安定した境遇にいて、さらに一方では大きなセレブなビルの管理人もしているという、なんとも言えないリッチな雰囲気の話のように思えます。
しかし、よくよくストーリーに入り込んでいくと、意外と奥が深い物語になっています。
主人公のジーン・オータス。ACCA監察課の副課長ですが、ボーッとしているよに見えますが、結構慎重で思慮深い人物です。
乗り物が苦手な課長に代わって、13区すべての支部の監察を短時間でこなすよう命じられても、淡々と業務をこなす能力を持っています。
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この物語の中では、タバコには高額課税が課されていますが、いろいろな人からたばこを贈られることが多く、「もらいタバコのジーン」というあだ名がつけられています。
13年前に起きた列車事故で両親を亡くしていますが、その際のグロッシュラーの行動が心に響いたのか、ACCA局員を志すことになります。この列車事故や王家の後継争いも複雑に絡み、物語はクライマックスを迎えます。
ｄアニメストア『ACCA13区監察課』第8話紹介画像
王家に仕える者たちの矜持に感動したり、王家の血筋の争いなどハラハラする場面も多かったですが、物語として、とても楽しむことができたと思います。
金髪でお菓子が好きな清楚で美しい少女ロッタや、素敵な大人の女性の魅力を醸し出すモーヴ本部長の動きにも目が離せません。
また、彼の学生時代からのニーノの真の役割、彼を陰から支える者の存在など、十分楽しめる要素は多かったです。
私はこのアニメを２回見ていますが、見るたびに新たな発見があると思います。
おすすめしたいアニメだと私は思っています。
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